ゴルフを愛するすべての人にとって、「ゴルフ旅行」は特別な響きを持つ言葉ではないでしょうか。日常の喧騒から離れ、美しい景観の中で思い切りクラブを振る。プレー後は温泉で疲れを癒し、地元の美味しい食事に舌鼓を打つ。そんな非日常の体験は、ゴルフのスキルアップだけでなく、心身のリフレッシュにも繋がります。
この記事では、これからゴルフ旅行を計画している方に向けて、その魅力から失敗しないプランの選び方、費用を抑えるコツ、具体的なおすすめコースまで、網羅的に解説します。初心者の方からベテランの方まで、すべてのゴルファーが満足できる旅行を実現するための情報が満載です。最高のゴルフ体験を計画するための、信頼できるガイドとして、ぜひ最後までお読みください。
目次
ゴルフ旅行の魅力とは
なぜ多くのゴルファーはゴルフ旅行に惹かれるのでしょうか。それは、単にゴルフをプレーする以上の、多岐にわたる魅力があるからです。ここでは、ゴルフ旅行がもたらす4つの大きな魅力について、深く掘り下げていきます。
ゴルフに思いっきり集中できる
ゴルフ旅行の最大の魅力は、日常の雑念から解放され、ゴルフだけに没頭できる時間と環境が手に入ることです。普段のゴルフは、早朝に起きて慌ただしく準備をし、仕事の電話やメールを気にしながらプレーすることも少なくないでしょう。ラウンド後も、すぐに帰宅して翌日の仕事の準備をしなければならないなど、どこか時間に追われがちです。
しかし、ゴルフ旅行では、そうした日常の制約から完全に切り離されます。朝は鳥のさえずりで目覚め、ゴルフ場のレストランでゆったりと朝食をとる。そして、目の前に広がる美しいコースに意識を集中させ、一打一打を大切にプレーする。この時間は、まさにゴルファーにとって至福のひとときです。
また、多くのゴルフ旅行プランでは、ゴルフ場に併設されたホテルや近隣の宿泊施設に滞在します。これにより、移動時間が大幅に短縮され、その分を練習や休息に充てることが可能です。例えば、午前中に1ラウンドし、昼食後にアプローチやパターの練習に打ち込む。夕食後は仲間とプレーを振り返りながら語り合う。このように、24時間ゴルフのことを考え、ゴルフと共に過ごす体験は、スキルアップの面でも大きな効果が期待できます。普段の練習では得られないような気づきや、新たな課題が見つかるかもしれません。
さらに、旅行という非日常の環境は、精神的なリフレッシュ効果ももたらします。見慣れない景色、澄んだ空気、静寂な時間。これらが組み合わさることで、心身ともにリラックスし、より高い集中力でプレーに臨めるのです。
普段は行けないゴルフ場を体験できる
ゴルフ旅行は、憧れの名門コースや、息をのむような絶景が広がるリゾートコースなど、普段の生活圏では訪れることが難しい特別なゴルフ場を体験できる絶好の機会です。
日本国内には、プロのトーナメントが開催されることで知られるチャンピオンシップコースや、歴史と伝統に彩られた名門クラブ、海や山、湖などの大自然を活かして設計されたシーサイドコースやマウンテンコースなど、多種多様なゴルフ場が存在します。これらのコースは、それぞれが独自の戦略性を持ち、訪れるゴルファーに新たな挑戦と感動を与えてくれます。
例えば、北海道の雄大な自然の中にレイアウトされたコース、沖縄のエメラルドグリーンの海を望むコース、富士山の雄大な姿を背景にプレーできるコースなど、その土地ならではのロケーションは、ゴルフの楽しさを何倍にも増幅させてくれます。テレビで見ていたあのトーナメントコースの18番ホールに実際に立ち、プロと同じ景色を見る体験は、ゴルファーにとって忘れられない思い出となるでしょう。
また、コースコンディションの素晴らしさも、普段は行けないゴルフ場を訪れる魅力の一つです。名門と呼ばれるコースは、フェアウェイからグリーンに至るまで、隅々まで完璧にメンテナンスされています。まるで絨毯のようなフェアウェイ、ガラスのように速いグリーンなど、最高の状態でプレーできる環境は、自分の本当の実力を試す場としても最適です。
このように、新しいコースに挑戦することは、ゴルフの引き出しを増やすことにも繋がります。普段とは異なる芝の種類、風の読み、高低差の計算など、様々な状況に対応する能力が養われ、ゴルファーとしての総合力を高めることができるのです。
仲間や家族との絆が深まる
ゴルフ旅行は、一人で楽しむだけでなく、気心の知れた仲間や大切な家族との絆を深める絶好の機会でもあります。共通の趣味であるゴルフを通じて、普段とは違う環境で長い時間を共に過ごすことは、コミュニケーションを活性化させ、より深い相互理解へと繋がります。
ラウンド中は、ナイスショットを喜び合い、難しいパットに一喜一憂し、互いにアドバイスを送り合う。こうしたプレー中のコミュニケーションはもちろんのこと、ゴルフ旅行の魅力はプレー以外の時間にもあります。
例えば、ラウンド後の食事の時間。その日のプレーを振り返り、「あのホールのアプローチは完璧だったね」「次のホールではこう攻めてみよう」といったゴルフ談議に花を咲かせるのは、この上なく楽しい時間です。また、宿泊先のラウンジでグラスを傾けながら、ゴルフ以外の趣味や仕事、家族のことなど、普段はなかなか話せないようなプライベートな話題にまで及ぶこともあるでしょう。
家族とのゴルフ旅行もまた格別です。夫婦で参加すれば、共通の目標に向かって協力し合うことで、夫婦仲がより一層深まるかもしれません。親子で参加すれば、ゴルフを通じて親子の会話が増え、子供の成長を実感する貴重な機会となります。三世代での旅行であれば、おじいちゃんがお孫さんにゴルフを教えるといった、心温まる光景も見られるでしょう。
ゴルフという共通言語があるからこそ、年齢や立場を超えて誰もが対等に楽しめ、自然と会話が弾む。この一体感こそが、ゴルフ旅行が人間関係を豊かにする大きな理由です。旅行から帰る頃には、参加メンバーの間に以前にも増して強い連帯感が生まれているはずです。
ゴルフ以外の観光やグルメも楽しめる
ゴルフ旅行の醍醐味は、ゴルフだけにとどまりません。プレーの前後に、その土地ならではの観光名所を巡ったり、旬の食材を使った絶品グルメを味わったりと、旅としての楽しみを満喫できるのも大きな魅力です。
ゴルフ場は、豊かな自然に囲まれた景勝地に立地していることが多く、その周辺には魅力的な観光スポットが点在しています。例えば、温泉地に近いゴルフ場であれば、プレーでかいた汗を名湯で流し、心身ともにリフレッシュできます。歴史的な街並みが残るエリアであれば、ラウンド後に散策を楽しむのも一興です。
また、旅の楽しみとして欠かせないのが「食」です。
- 北海道であれば、新鮮な海の幸やジンギスカン、スープカレー
- 沖縄であれば、沖縄そばやゴーヤチャンプルー、アグー豚の料理
- 九州であれば、もつ鍋や馬刺し、とんこつラーメン
など、その土地でしか味わえないご当地グルメは、ゴルフ旅行の満足度を格段に高めてくれます。ゴルフ場のクラブハウスで提供される食事が美味しいことでも知られていますが、少し足を延ばして地元の人気店を訪ねてみるのもおすすめです。
このように、「ゴルフ+α」の楽しみを自由にプランニングできるのが、ゴルフ旅行の素晴らしい点です。ゴルフに興味がない家族やパートナーと一緒に行く場合でも、ゴルフ組と観光組に分かれて日中を過ごし、夜は一緒に美味しい食事を楽しむといった柔軟な過ごし方ができます。これにより、参加者全員が満足できる旅行を実現しやすくなります。ゴルフを軸にしながらも、その土地の文化や風土に触れることで、旅はより深く、思い出深いものになるでしょう。
失敗しないゴルフ旅行の選び方
せっかくのゴルフ旅行を最高のものにするためには、事前のプランニングが非常に重要です。ここでは、「エリア」「目的」「時期」「予算」という4つの切り口から、失敗しないゴルフ旅行の選び方を具体的に解説します。
エリアで選ぶ
日本は南北に長く、地域によって気候や自然環境、ゴルフ場の特色が大きく異なります。まずはどのエリアでプレーしたいかを考えるのが、プランニングの第一歩です。
エリア | 特徴 | おすすめシーズン |
---|---|---|
北海道 | 雄大な自然、広々としたコース。夏でも涼しく快適。 | 6月~9月 |
沖縄 | 南国リゾート気分。温暖な気候で冬でもプレー可能。 | 10月~4月 |
九州 | 名門コースが多く、温泉やグルメも充実。 | 3月~5月、10月~11月 |
静岡・山梨 | 富士山を望む絶景コース。首都圏からのアクセスも良好。 | 4月~6月、9月~11月 |
栃木・茨城・千葉 | コース数が豊富で選択肢が多い。首都圏から日帰りも可能。 | 通年(夏は暑さ対策、冬は寒さ対策が必要) |
北海道エリア:夏でも涼しく快適にプレー
北海道の魅力は、なんといっても夏の涼しさです。本州が猛暑に見舞われる7月~8月でも、平均気温は20℃前後と快適そのもの。汗だくになることなく、爽やかな風を感じながらプレーに集中できます。また、広大な土地を活かした、フラットで開放的なコースが多いのも特徴です。白樺の木々や美しい花々に囲まれたコースは、プレーするだけで心が癒されます。プレー後は、新鮮な海の幸やジンギスカン、ラーメンなど、北海道ならではのグルメを堪能するのも楽しみの一つです。
沖縄エリア:南国リゾート気分を満喫
エメラルドグリーンの海を眺めながらプレーできるのは、沖縄ならではの贅沢です。一年を通して温暖な気候のため、特に本州が寒くなる冬場のゴルフ旅行先として絶大な人気を誇ります。海沿いにレイアウトされたシーサイドコースが多く、独特の海風が戦略性を高め、ゴルファーの挑戦意欲を掻き立てます。プレー後は、美しいビーチでリラックスしたり、琉球文化に触れる観光を楽しんだり、沖縄料理に舌鼓を打ったりと、リゾート地ならではの過ごし方ができます。
九州エリア:名門コースと温泉が魅力
宮崎、鹿児島、福岡などを中心とする九州エリアは、プロのトーナメントが数多く開催される名門コースの宝庫です。特に宮崎のフェニックスカントリークラブは、国内外のトッププロが熱戦を繰り広げてきた憧れの舞台として知られています。戦略性に富んだチャンピオンコースで腕試しをしたい上級者には特におすすめのエリアです。また、別府や湯布院、指宿など、日本を代表する温泉地が点在しているのも大きな魅力。プレーの疲れを名湯で癒す、極上のゴルフ旅行が実現できます。
静岡・山梨エリア:富士山を眺めながらプレー
日本の象徴である富士山の雄大な姿を間近に望みながらプレーできるのが、静岡・山梨エリアの最大の魅力です。御殿場周辺には、富士の裾野に広がる景観の美しいコースが数多くあります。どのホールからも富士山が見えるように設計されたコースもあり、その圧倒的な存在感は、プレーの感動をより一層深いものにしてくれます。首都圏からのアクセスも良く、東名高速道路や中央自動車道を利用して気軽に訪れることができるのも人気の理由です。
栃木・茨城・千葉エリア:首都圏からアクセス抜群
首都圏からのアクセスの良さで選ぶなら、栃木・茨城・千葉エリアが最適です。都心から車で1~2時間程度で行けるコースが多く、1泊2日の手軽なゴルフ旅行にぴったり。このエリアはゴルフ場の数が非常に多く、林間、丘陵など多彩なタイプのコースから、レベルや好みに合わせて選べます。歴史ある名門コースから、比較的リーズナブルなパブリックコースまで選択肢が豊富なため、予算や目的に応じたプランを立てやすいのが特徴です。
目的やテーマで選ぶ
どのようなゴルフ旅行にしたいか、目的やテーマを明確にすることで、より満足度の高いプランを選ぶことができます。
目的・テーマ | プランの特徴 | こんな人におすすめ |
---|---|---|
名門・トーナメントコース | プロが戦う戦略的なコース。最高のコンディションでプレーできる。 | スキルアップを目指す中~上級者、憧れのコースでプレーしたい人 |
格安プラン | 宿泊とプレー代がセットになったお得なパッケージ。平日利用が狙い目。 | とにかく費用を抑えたい学生や若手ゴルファー、プレー回数を重視する人 |
温泉宿付きプラン | プレー後に温泉でリラックス。旅館での会席料理なども楽しめる。 | プレーだけでなく癒やしも求める人、夫婦や家族での旅行 |
2サム保証プラン | 夫婦やカップルなど2人だけで気兼ねなくラウンドできる。 | 夫婦・カップル、他の組との組み合わせが苦手な人 |
レッスン付きプラン | プロの指導を受けながらラウンド。スキルアップに直結する。 | スコアアップに悩む初心者~中級者、自分のスイングを改善したい人 |
プレーに集中したい「名門・トーナメントコース」
「一度はあのトーナメントコースでプレーしてみたい」「自分の実力を試したい」という向上心旺盛なゴルファーには、名門・トーナメントコースを巡るプランがおすすめです。これらのコースは、緻密に計算されたレイアウトと、完璧に整備されたグリーンが特徴で、一打の重みを実感できます。キャディ付きでのプレーが基本となることが多く、プロから的確なアドバイスをもらいながらラウンドできるのも魅力です。プレー料金は高めですが、それに見合うだけの感動と経験が得られるでしょう。
費用を抑えたい「格安プラン」
「とにかくたくさんラウンドしたい」「ゴルフ仲間と気軽に旅行したい」という場合は、格安プランを探してみましょう。旅行会社のパッケージツアーや、ゴルフ予約サイトの直前割などを利用すると、宿泊費とプレー代込みで驚くほどリーズナブルなプランが見つかることがあります。特に、平日のプレーや、シーズンオフの時期を狙うのがポイントです。食事なしの素泊まりプランや、セルフプレーを選択することで、さらに費用を抑えることが可能です。
プレー後も癒されたい「温泉宿付きプラン」
ゴルフと温泉は、最高の組み合わせです。プレーで疲れた体を、広々とした大浴場や風情ある露天風呂でゆっくりと癒す時間は、まさに至福のひととき。温泉旅館に宿泊するプランなら、地元の食材を活かした豪華な会席料理も楽しめ、旅の満足度が格段に上がります。ゴルフの後に観光も楽しみたいという欲張りなニーズにも応えてくれます。日頃の疲れをリフレッシュしたい方や、親孝行のプレゼントとしても喜ばれるでしょう。
夫婦やカップルで楽しむ「2サム保証プラン」
「夫婦水入らずでゴルフを楽しみたい」「他の人に気兼ねなくラウンドしたい」というカップルやご夫婦には、「2サム保証」のプランが必須です。通常、ゴルフは3人や4人で1組となるため、2人で予約した場合は他のプレーヤーと組み合わせになることがほとんどです。しかし、2サム保証プランなら、追加料金なし、あるいはわずかな追加料金で、2人だけのプライベートなラウンドが確約されます。周りを気にせず、二人のペースで会話を楽しみながらプレーできるため、特別な思い出作りに最適です。
初心者も安心の「レッスン付きプラン」
「ゴルフを始めたばかりでコースに出るのが不安」「なかなか100が切れない」といった初心者やアベレージゴルファーには、レッスン付きプランがおすすめです。ティーチングプロが帯同し、練習場での基本レッスンから、実際のラウンドでのコースマネジメントまで、丁寧に指導してくれます。自分のスイングの癖を客観的に指摘してもらったり、苦手な状況からの脱出法を学んだりと、短期間で集中的にスキルアップが期待できます。自信を持ってコースデビューしたい方にぴったりのプランです。
時期やシーズンで選ぶ
ゴルフは自然の中で行うスポーツなので、時期やシーズンの選択は非常に重要です。
- ベストシーズン(春・秋): 気候が穏やかで、ゴルフに最も適した季節です。気候が良い分、料金は高めに設定され、予約も混み合います。特に、ゴールデンウィークや秋の連休は人気が集中するため、早めの予約が必須です。
- サマーシーズン(夏): 北海道や軽井沢などの避暑地が人気です。本州のゴルフ場は暑さとの戦いになりますが、早朝スループレーなどを利用すれば快適に楽しめます。料金は比較的安くなる傾向があります。
- ウィンターシーズン(冬): 沖縄や九州南部、静岡の伊豆半島など、温暖な地域がゴルフ旅行のメインステージとなります。本州の多くのゴルフ場はクローズするか、プレー料金が最も安くなるオフシーズンです。防寒対策をしっかりすれば、澄んだ空気の中でのプレーが楽しめます。
旅行の目的と予算に合わせて、ベストな時期を見極めることが大切です。例えば、最高のコンディションで名門コースに挑戦したいなら春や秋、費用を抑えてたくさんプレーしたいなら夏や冬の平日、といった具合に計画を立てましょう。
予算で選ぶ
ゴルフ旅行の予算は、行き先や宿泊施設のグレード、プレーするゴルフ場の格などによって大きく変動します。まずは、交通費、宿泊費、プレー代、食費などを含めて、一人当たりいくらまで出せるのか、大まかな総額予算を設定しましょう。
一般的な1泊2日(1ラウンド)のゴルフ旅行の場合、以下が費用の目安となります。
- 格安プラン: 3万円~5万円(近場のエリア、ビジネスホテル泊、セルフプレーなど)
- 標準プラン: 5万円~8万円(人気エリア、シティホテル泊、キャディ付きプレーなど)
- 高級プラン: 10万円以上(名門コース、リゾートホテルや温泉旅館泊、観光・グルメも満喫)
予算が決まれば、選択肢が絞られてきます。例えば、「予算5万円で九州に行きたい」となれば、LCCを利用したり、平日出発のツアーを探したり、といった具体的な工夫が見えてきます。旅行会社のパックツアーは、航空券、宿泊、プレー代がセットになっており、個人で手配するより割安になることが多いので、積極的に活用するのがおすすめです。
国内ゴルフ旅行の人気おすすめプラン15選
ここでは、全国各地から厳選した、ゴルファーなら一度は訪れたい人気のゴルフ場を15ヶ所紹介します。エリア、コースの特徴、魅力を参考にして、次の旅行先を選んでみましょう。
① 【北海道】雄大な自然を満喫!ニセコビレッジゴルフコース
蝦夷富士と称される羊蹄山の壮大な景色を望みながらプレーできる、リゾート感満点のコースです。アーノルド・パーマーの設計による戦略的なレイアウトが特徴で、自然の地形を巧みに活かしたアンジュレーションのあるフェアウェイやグリーンが、プレーヤーの挑戦意欲を掻き立てます。夏でも涼しい北海道ならではの気候の中、最高のロケーションでゴルフを満喫できます。
(参照:ニセコビレッジゴルフコース 公式サイト)
② 【北海道】空港から好アクセス!ザ・ノースカントリーゴルフクラブ
新千歳空港から約15分という抜群のアクセスを誇る、本格的なチャンピオンシップコースです。男子プロゴルフトーナメント「セガサミーカップ」の開催地としても知られています。広大でフラットな地形に、池やバンカーが巧みに配置されたスコティッシュスタイルのコースは、美しくも戦略的。最高のコンディションで、プロが戦う舞台の厳しさと楽しさを体感できます。
(参照:ザ・ノースカントリーゴルフクラブ 公式サイト)
③ 【沖縄】エメラルドグリーンの海を望む!エメラルドコーストゴルフリンクス
宮古島の美しい海と自然に囲まれた、日本で唯一すべてのホールから海が見えるシーサイドコースです。海岸線に沿ってレイアウトされたホールは、まるで海外のリゾートゴルフのような開放感。風の計算がスコアメイクの鍵を握る、戦略性の高いリンクスコースの醍醐味を味わえます。南国特有の植物に彩られたコースで、非日常のゴルフ体験ができます。
(参照:エメラルドコーストゴルフリンクス 公式サイト)
④ 【沖縄】本格リゾートゴルフ!かねひで喜瀬カントリークラブ
沖縄本島の豊かな自然、やんばるの森に抱かれた本格的なチャンピオンシップコースです。2007年の日本プロゴルフ選手権の開催実績があり、オーシャンコースとウッズコースからなる36ホールは、それぞれ異なる表情を持っています。美しい海を望むホールと、亜熱帯の森に囲まれた静かなホールが織りなす景観は圧巻。リゾートの開放感と戦略的な面白さを両立した名コースです。
(参照:かねひで喜瀬カントリークラブ 公式サイト)
⑤ 【宮崎】トーナメント開催の名門!フェニックスカントリークラブ
「ダンロップフェニックストーナメント」の舞台としてあまりにも有名な、日本を代表する名門コースです。黒松林によってセパレートされた各ホールは、美しくもタフ。シーサイド特有の風と、高速グリーンがプレーヤーを悩ませます。タイガー・ウッズをはじめとする世界のトッププロたちが刻んできた歴史を感じながらのプレーは、ゴルファーにとって最高の栄誉と言えるでしょう。
(参照:フェニックスカントリークラブ 公式サイト)
⑥ 【鹿児島】絶景と温泉を楽しむ!いぶすきゴルフクラブ
薩摩半島の南端に位置し、開聞岳の美しい姿と東シナ海の雄大な景色を望む絶景コースです。「Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメント」の開催地としても知られ、特に海越えのショートホールは名物。自然の地形を活かしたダイナミックなレイアウトが魅力です。プレー後は、日本有数の温泉地である指宿温泉で、名物の砂むし風呂などを楽しむのもおすすめです。
(参照:いぶすきゴルフクラブ 公式サイト)
⑦ 【静岡】富士の麓でプレー!富士カントリークラブ
日本を代表する名門コースの一つで、霊峰富士の裾野という絶好のロケーションにあります。どのホールからも富士山の様々な表情を眺めることができ、その景観の美しさは格別です。赤松でセパレートされた歴史を感じさせるコースは、フェアウェイは広く見えますが、グリーン周りが難しく、高い戦略性が求められます。
(参照:富士カントリークラブ 公式サイト)
⑧ 【三重】全米女子オープン開催コース!伊勢カントリークラブ
2024年に、日本のゴルフ史上初となる「全米女子アマチュアゴルフ選手権」の開催コースに選ばれたことで、世界的に注目を集める名門コースです。伊勢平野のなだらかな丘陵地に広がり、自然の地形を活かした戦略的なレイアウトが特徴。適度なアップダウンと池やバンカーが効果的に配置され、プレーヤーの技術と判断力を試します。
(参照:伊勢カントリークラブ 公式サイト)
⑨ 【兵庫】歴史ある名門コース!鳴尾ゴルフ倶楽部
1920年開場の、日本で最も歴史と伝統のあるゴルフ倶楽部の一つです。日本オープンをはじめ、数々のビッグトーナメントの舞台となってきました。アリソンバンカーと呼ばれる深く大きなバンカーと、砲台グリーンが特徴的な難コースとして知られ、多くのトップアマやプロを育ててきました。日本のゴルフ史を感じながら、挑戦しがいのあるクラシックコースです。
(参照:鳴尾ゴルフ倶楽部 公式サイト)
⑩ 【栃木】都心からアクセス良好!太平洋クラブ佐野ヒルクレストコース
世界的名設計家、デズモンド・ミュアヘッドが設計した、芸術性と戦略性が見事に融合したコースです。各ホールには「スネークダンス」「エンジェルの横顔」といったユニークな名前が付けられており、造形美あふれるバンカーや池がプレーヤーを魅了します。東北自動車道・佐野藤岡ICから約15分とアクセスも良く、首都圏からのゴルフ旅行に最適です。
(参照:太平洋クラブ佐野ヒルクレストコース 公式サイト)
⑪ 【茨城】戦略的なコースに挑戦!大利根カントリークラブ
井上誠一氏設計の、関東を代表する林間コースの名門です。東コースと西コースの36ホールからなり、過去には日本オープンも開催されています。フラットながらも、赤松で完全にセパレートされた各ホールは、正確なショットが要求されます。距離も長く、特にグリーンの難しさはトップクラス。本格的なチャンピオンコースに挑戦したい上級者におすすめです。
(参照:大利根カントリークラブ 公式サイト)
⑫ 【千葉】リゾート感あふれる!カメリアヒルズカントリークラブ
女子プロゴルフトーナメント「アース・モンダミンカップ」の開催地として有名です。クラブハウスやコース内の施設は高級感にあふれ、まるでリゾートホテルのような雰囲気。コースはフラットで広々としていますが、池やクリークが巧みに配置されており、景観の美しさと戦略性を両立しています。最高のホスピタリティの中で、優雅な一日を過ごしたい方におすすめです。
(参照:カメリアヒルズカントリークラブ 公式サイト)
⑬ 【長野】高原の爽やかな風を感じる!軽井沢72ゴルフ
日本有数のリゾート地、軽井沢に広がる一大ゴルフリゾートです。東西南北の4コース、合計72ホールという圧倒的なスケールを誇ります。トーナメントが開催される北コース、フラットで女性やシニアに人気の南コースなど、レベルや好みに合わせて選べます。標高約1,000mの高原に位置し、夏でも涼しく快適なプレーが楽しめます。
(参照:軽井沢72ゴルフ 公式サイト)
⑭ 【福岡】市内からのアクセス抜群!福岡カンツリー倶楽部
福岡市の中心部から車で約30分という、都市型コースとしては類まれな好立地を誇る名門クラブです。和白コースは、玄界灘を望む雄大なシーサイドコースで、海風が戦略性を高めます。歴史と伝統を感じさせるクラブハウスや、手入れの行き届いたコースは、都会の喧騒を忘れさせてくれます。ビジネスや観光の合間に、本格的なゴルフを楽しみたい方に最適です。
(参照:福岡カンツリー倶楽部 公式サイト)
⑮ 【福島】温泉も楽しめる!スパリゾートハワイアンズ・ゴルフコース
その名の通り、大型温泉テーマパーク「スパリゾートハワイアンズ」に隣接するゴルフコースです。高低差が少なく、フェアウェイも広いため、初心者から上級者まで幅広いレベルのゴルファーが楽しめます。最大の魅力は、プレー後にハワイアンズの温泉やプール、ショーを満喫できること。家族旅行やグループ旅行で、ゴルフもレジャーも楽しみたいという方にぴったりの施設です。
(参照:スパリゾートハワイアンズ・ゴルフコース 公式サイト)
ゴルフ旅行の費用相場と安く抑えるコツ
ゴルフ旅行の計画で最も気になるのが費用です。ここでは、費用の内訳と相場、そして賢く費用を抑えるためのコツを詳しく解説します。
ゴルフ旅行にかかる費用の内訳
ゴルフ旅行の総額は、主に「プレー代」「宿泊費」「交通費」「食事代・その他」の4つの要素で構成されます。
費用項目 | 内容 | 1泊2日(1R)あたりの相場目安 |
---|---|---|
プレー代 | グリーンフィー、カートフィー、キャディフィー、諸経費など。 | 10,000円 ~ 30,000円 |
宿泊費 | ホテルのグレード、食事の有無(素泊まり/朝食付き/2食付き)で変動。 | 8,000円 ~ 25,000円 |
交通費 | 飛行機、新幹線、高速道路料金、ガソリン代、レンタカー代など。 | 5,000円 ~ 40,000円 |
食事代・その他 | プレー日の昼食以外の食事代、観光、お土産代など。 | 5,000円 ~ 15,000円 |
合計 | 30,000円 ~ 110,000円 |
プレー代
プレー代はゴルフ旅行の核となる費用です。平日か土日祝日か、セルフプレーかキャディ付きか、コースの格などによって大きく変動します。名門コースやトーナメントコースの土日祝日プレーは3万円を超えることもありますが、地方のパブリックコースの平日プレーなら1万円以下の場合もあります。キャディを付けると、1組あたり12,000円~16,000円(1人あたり3,000円~4,000円)程度の追加料金がかかるのが一般的です。
宿泊費
宿泊費も費用の大きなウェイトを占めます。ゴルフ場併設のリゾートホテルや温泉旅館は快適ですが、料金は高めになります。費用を抑えたい場合は、ゴルフ場から少し離れたビジネスホテルや素泊まりプランを利用するのがおすすめです。パックツアーでは、提携ホテルに安く泊まれることが多いので、個人で手配する前に比較検討してみましょう。
交通費
行き先によって最も大きく変わるのが交通費です。近場のエリアへ車で移動する場合は高速道路料金とガソリン代で済みますが、北海道や沖縄へ行く場合は航空券代が加わります。航空券は、利用する航空会社(FSCかLCCか)や予約のタイミングで料金が大きく異なります。また、ゴルフ場は駅から離れていることが多いため、現地での移動手段としてレンタカー代も考慮に入れておく必要があります。
食事代・その他
プレー日の昼食はプレー代に含まれているか、別途精算となります(1,500円~2,500円程度)。それ以外の朝食や夕食、観光施設の入場料、お土産代なども予算に含めておきましょう。特に、旅先での食事は楽しみの一つですが、毎食豪華にすると費用がかさみます。地元のリーズナブルで美味しいお店を探すなど、メリハリをつけるのが賢い方法です。
ゴルフ旅行の費用を格安にする3つのコツ
少し工夫するだけで、ゴルフ旅行の費用は大幅に抑えることができます。ここでは、誰でも実践できる3つのコツを紹介します。
① パックツアーを利用する
最も手軽で効果的な節約術は、旅行会社やゴルフ予約サイトが提供する「パックツアー」を利用することです。パックツアーには、交通機関(航空券や新幹線)、宿泊、ゴルフプレー代がすべてセットになっており、個人でそれぞれを予約するよりも割安な価格設定になっています。
【パックツアーのメリット】
- 料金が割安: 団体割引などが適用されるため、トータルコストを抑えられる。
- 予約の手間が省ける: 面倒な予約手続きを一度で済ませられる。
- 人気のゴルフ場を予約しやすい: 個人では予約が取りにくい名門コースの枠を確保していることがある。
特に、航空券と宿泊がセットになったプランは割引率が高く、非常にお得です。様々な会社が多種多様なプランを出しているので、複数のサイトを比較検討して、自分の希望に合った最適なプランを見つけましょう。
② 平日やオフシーズンを狙う
ゴルフ場のプレー代や宿泊費は、需要と供給のバランスで決まります。多くの人が休みである土日祝日や、気候の良い春・秋のベストシーズンは料金が高騰します。逆に、平日は料金が大幅に安くなり、予約も取りやすくなります。
もし有給休暇などを利用して平日に旅行できるなら、それだけで数万円単位の節約が可能です。コースが空いているため、後ろの組を気にすることなく、ゆったりとプレーできるというメリットもあります。
また、夏(7月下旬~8月)や冬(1月~2月)といったオフシーズンも狙い目です。暑さや寒さの対策は必要ですが、プレー代は年間で最も安くなります。北海道の夏や沖縄の冬など、エリアを選べば快適にプレーできるオフシーズン旅行も実現できます。
③ LCCや早割を活用する
飛行機を利用するゴルフ旅行では、航空券代が費用を大きく左右します。ここで活用したいのがLCC(格安航空会社)です。JALやANAといったFSC(フルサービスキャリア)に比べて、運賃が格段に安く設定されています。ただし、手荷物の預け入れが有料であったり、座席が狭かったりといったデメリットもあるため、サービス内容をよく確認してから利用しましょう。
また、FSC、LCCを問わず、「早割」を利用するのも有効な手段です。搭乗日の数ヶ月前に予約することで、通常運賃よりも大幅に安く航空券を購入できます。旅行の計画が早めに決まっている場合は、できるだけ早く航空券を確保するのが鉄則です。新幹線を利用する場合も、同様の早割サービスがあります。
ゴルフ旅行の予約におすすめのサイト・旅行会社
ゴルフ旅行を計画する際、どこで予約すれば良いか迷う方も多いでしょう。ここでは、代表的なオンライン予約サイトと旅行会社の特徴を比較して紹介します。
オンライン予約サイト
Webサイト上で、ゴルフ場の予約から宿泊、交通手段の手配まで完結できるのが魅力です。クーポンやポイントも活用でき、お得に予約できることが多いです。
サイト名 | 特徴 | ポイント |
---|---|---|
楽天GORA | 圧倒的な掲載コース数。楽天ポイントが貯まる・使える。宿泊パックも豊富。 | 楽天ユーザーには特におすすめ。頻繁に配布されるクーポンがお得。 |
GDO | ゴルフ専門サイトならではの情報量。予約だけでなく、レッスンやギア情報も充実。 | 1人予約プランが豊富。スコア管理機能も便利。 |
じゃらんゴルフ | リクルートが運営。Pontaポイントが貯まる。宿泊とセットのプランに強い。 | 宿泊施設の選択肢が広い。「遊び・体験」クーポンも使えることがある。 |
楽天GORA
国内最大級のゴルフ場予約サイトで、掲載されているコース数は圧倒的です。全国のゴルフ場を網羅しており、希望のエリアや条件に合うコースが必ず見つかると言っても過言ではありません。最大のメリットは、予約やプレーで楽天ポイントが貯まり、支払いに利用できることです。楽天市場など、他の楽天サービスをよく利用する方にとっては非常に魅力的です。宿泊がセットになった「ゴルフ泊」プランも充実しており、手軽にゴルフ旅行の予約ができます。(参照:楽天GORA 公式サイト)
GDO(ゴルフダイジェスト・オンライン)
ゴルフ専門メディアが運営するサイトだけあって、ゴルフに関する情報量が豊富です。コースのレイアウトや口コミだけでなく、プロのレッスン動画や最新ギアのニュースなど、ゴルファーにとって有益なコンテンツが満載。予約機能も使いやすく、特に「1人予約」のサービスが充実しているため、一人でゴルフ旅行に行きたい方には心強い味方です。スコア管理アプリとの連携も便利で、プレーの記録を残したい方にもおすすめです。(参照:GDO 公式サイト)
じゃらんゴルフ
旅行予約サイト「じゃらんnet」のゴルフ版です。リクルートが運営しており、予約でPontaポイントが貯まる・使えるのが特徴。じゃらんの強みである宿泊施設のネットワークを活かし、ゴルフ場と周辺の宿を組み合わせたプランが豊富に揃っています。ゴルフだけでなく、周辺の観光やアクティビティも楽しみたいという方に適しています。定期的に発行されるクーポンを利用すれば、さらにお得に予約が可能です。(参照:じゃらんゴルフ 公式サイト)
旅行会社
専門のスタッフに相談しながらプランを決めたい場合や、航空券を含むパッケージツアーを探している場合に頼りになります。
会社名 | 特徴 | こんな人におすすめ |
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JALパック | 航空券と宿泊、ゴルフがセットになったツアーが豊富。JALマイルが貯まる。 | JAL便を利用したい方、質の高い安心感を求める方。 |
HIS | 格安ツアーに強い。LCCを利用したプランなど、価格重視の選択肢が多い。 | とにかく費用を抑えたい方、若者グループ。 |
JTB | 業界最大手の安心感。質の高い宿や名門コースとの組み合わせプランが充実。 | 初めてのゴルフ旅行で不安な方、記念日などの特別な旅行。 |
JALパック
JALグループの旅行会社で、JAL便を利用したゴルフツアーを専門に扱っています。航空券、宿泊、ゴルフプレー、レンタカーなどがセットになったパッケージが基本で、質の高いサービスと安心感が魅力です。往復のフライトでJALマイルが貯まるのも嬉しいポイント。北海道から沖縄まで、全国の人気コースを網羅しており、特に遠方へのゴルフ旅行を検討している方におすすめです。(参照:JALパック 公式サイト)
HIS
リーズナブルな海外旅行で知られていますが、国内のゴルフツアーも数多く取り扱っています。LCCを利用した格安プランや、価格を抑えたホテルとの組み合わせなど、コストパフォーマンスを重視した商品が多いのが特徴です。オンラインでのセールも頻繁に行われており、掘り出し物のプランが見つかることも。予算を重視する学生や若者のグループ旅行に適しています。(参照:HIS 公式サイト)
JTB
業界最大手の旅行会社ならではのネットワークと信頼性が魅力です。厳選された質の高い宿泊施設や、予約が取りにくい名門ゴルフコースを組み合わせたプランなど、ワンランク上のゴルフ旅行を提案してくれます。全国に店舗があるため、カウンターで専門のスタッフに相談しながら、オリジナルの旅行プランを組み立てることも可能です。初めてゴルフ旅行に行く方や、大切な記念日の旅行など、失敗したくない場面で頼りになります。(参照:JTB 公式サイト)
ゴルフ旅行の準備と持ち物リスト
楽しいゴルフ旅行にするためには、事前の準備が欠かせません。忘れ物がないように、持ち物リストをしっかり確認しましょう。
必須の持ち物
これだけは絶対に忘れてはいけない、ゴルフプレーに不可欠なアイテムです。
持ち物 | チェックポイント |
---|---|
ゴルフクラブ・キャディバッグ | 14本以内のルールを守る。ヘッドカバーを装着。 |
ゴルフウェア | ゴルフ場のドレスコードを確認(襟付きシャツ、Gパン・Tシャツ禁止など)。 |
ゴルフシューズ | スパイクレスかソフトスパイクが主流。履き慣れたものを用意。 |
ゴルフボール・ティーなど | ボールは多めに(最低1ダース)。ティー、マーカー、グリーンフォークも必須。 |
ゴルフクラブ・キャディバッグ
自分の愛用クラブを持参しましょう。旅行先でレンタルも可能ですが、慣れないクラブでは思うようなプレーができないこともあります。飛行機や宅配便で送る際は、破損を防ぐためにアイアンカバーやトラベルカバーを装着すると安心です。
ゴルフウェア
ゴルフ場にはドレスコード(服装規定)があります。事前にゴルフ場の公式サイトなどで必ず確認しましょう。一般的には、襟付きのシャツ(ポロシャツなど)、スラックスやチノパンが基本です。Tシャツ、Gパン、ジャージ、サンダルなどはNGです。女性の場合も、極端に露出の多い服装は避けましょう。
ゴルフシューズ
足元の安定はスイングの基本です。必ずゴルフ専用のシューズを用意しましょう。最近は、コース外でも履けるスパイクレスシューズが人気ですが、履き慣れたものが一番です。新品のシューズを旅行で初めて履くのは、靴擦れのリスクがあるので避けましょう。
ゴルフボール・ティーなどの小物
ゴルフボールは、池ポチャやOBで失くすことを想定し、普段より多めに(最低でも1ダース)持っていくと安心です。ティー(ロング、ショート)、ボールマーカー、グリーンフォークも必需品です。忘れるとスタート前に慌てて購入することになります。
あると便利な持ち物
必須ではありませんが、持っていくとゴルフ旅行がより快適になるアイテムです。
持ち物 | 用途・ポイント |
---|---|
日焼け止め・サングラス | 紫外線対策は必須。特に夏やリゾート地では重要。 |
レインウェア | 天候の急変に備える。上下セパレートタイプが動きやすい。 |
着替え・タオル | プレー後の入浴や着替え用。下着や靴下も忘れずに。 |
健康保険証 | 万が一の怪我や体調不良に備えて、コピーではなく原本を持参。 |
日焼け止め・サングラス
ゴルフ場は日差しを遮るものが少なく、長時間紫外線を浴びることになります。日焼け止めはプレー中もこまめに塗り直しましょう。サングラスは、紫外線から目を守るだけでなく、グリーンの芝目を読むのにも役立ちます。
レインウェア
山の天気は変わりやすいもの。晴れの予報でも、念のためレインウェアを持参すると安心です。ゴルフ用のレインウェアは、防水性だけでなく、スイングの邪魔にならないストレッチ性や、衣服内の蒸れを逃がす透湿性も備えています。
着替え・タオル
ほとんどのゴルフ場にはシャワーや大浴場が完備されています。プレーでかいた汗を流してさっぱりするために、着替え(下着、靴下、帰りの服)とタオルを持っていきましょう。
健康保険証
楽しい旅行中に考えたくないことですが、万が一の怪我や急な体調不良に備えて、健康保険証の原本は必ず携帯しましょう。
持ち物を送る際の注意点
重いキャディバッグを旅行中に持ち運ぶのは大変です。ヤマト運輸の「ゴルフ宅急便」や、郵便局の「ゴルフ・スキーゆうパック」などの配送サービスを利用するのがおすすめです。
【利用時の注意点】
- プレー日に間に合うように送る: プレー日の2~3日前には発送手続きを済ませましょう。特に遠方や離島へ送る場合は、余裕を持ったスケジュールが必要です。
- 伝票を正しく記入する: ゴルフ場名、住所、電話番号、プレー日、スタート時間、自分の氏名を正確に記入します。往復便を利用すると、帰りの手続きもスムーズです。
- 貴重品は入れない: 配送中の紛失や盗難のリスクを避けるため、財布や時計などの貴重品はキャディバッグに入れないようにしましょう。
これらのサービスを賢く利用すれば、身軽にゴルフ旅行を楽しむことができます。
ゴルフ旅行に関するよくある質問
最後に、ゴルフ旅行に関して多くの人が抱く疑問にお答えします。
ゴルフ初心者でも旅行を楽しめますか?
はい、もちろんです。初心者の方こそ、ゴルフ旅行をおすすめします。
普段の練習の成果を試す絶好の機会ですし、非日常の美しい景色の中でプレーする楽しさを知ることで、ゴルフがもっと好きになるはずです。
初心者の方が楽しむためのポイントは以下の通りです。
- コース選び: フェアウェイが広く、高低差が少ない、距離が短めのコースを選びましょう。旅行会社のプランでは「初心者におすすめ」と明記されていることもあります。
- レッスン付きプランの活用: プロの指導を受けながらラウンドできるプランなら、安心してコースデビューできます。
- スコアを気にしすぎない: 最初から良いスコアは出なくて当たり前です。スコアよりも、ナイスショットが出た喜びや、仲間との会話、美しい景色を楽しむことを優先しましょう。
- スロープレーに注意: ボール探しに時間をかけすぎない、素振りをしすぎないなど、プレーの進行を意識することが大切です。
1人でも参加できるプランはありますか?
はい、1人で参加できるプランは数多くあります。
楽天GORAやGDOといった予約サイトには「1人予約」というサービスがあり、1人で予約した人同士を組み合わせてラウンドすることができます。ゴルフ仲間との予定が合わない時や、新しいゴルフ仲間を見つけたい時に非常に便利です。
また、旅行会社によっては「1名様から参加OK」のパッケージツアーを用意している場合もあります。一人旅で気ままにゴルフを楽しみたいというニーズにも応えてくれます。
予約はいつ頃するのがベストですか?
予約のタイミングは、旅行の時期や目的によって異なります。
- ベストシーズン(春・秋)や連休: 人気の時期は予約が殺到するため、3ヶ月~半年前の予約が理想です。特に人気の名門コースは、早めに押さえる必要があります。
- オフシーズン(夏・冬)や平日: 比較的予約は取りやすいですが、航空券や新幹線の「早割」を利用するためには、1~2ヶ月前には予約を済ませておくとお得です。
- 直前割: 出発の1~2週間前になると、埋まらなかった枠が「直前割」として格安で販売されることがあります。日程に融通が利く場合は、これを狙うのも一つの手です。
基本的には「早めの予約が安くて確実」と覚えておくと良いでしょう。
レンタカーは必要ですか?
多くの場合、レンタカーがあると非常に便利です。
ゴルフ場は公共交通機関でのアクセスが不便な場所に立地していることがほとんどです。空港や駅からゴルフ場までの移動、ホテルからゴルフ場への移動、さらには観光や食事に出かける際にも、車があると行動範囲が格段に広がります。
ただし、以下のような場合はレンタカーが不要なこともあります。
- 送迎サービスがある場合: ゴルフ場やホテルによっては、最寄り駅や空港からの送迎サービスを提供していることがあります。事前に確認してみましょう。
- ゴルフ場併設のホテルに宿泊する場合: 移動が敷地内で完結するため、レンタカーの必要性は低くなります。
- タクシーを利用する場合: 参加人数が3~4人の場合、タクシーを乗り合わせた方がレンタカーより安く済むケースもあります。
移動手段は、旅行のプランやメンバー構成に合わせて最適なものを選択しましょう。